ツアー初勝利から快進撃の望月慎太郎はカラツェフに敗れてベスト4で大会を終了 [木下グループジャパンオープン]

写真は望月慎太郎(IMG Academy)(Getty Images)


 国内唯一のATPツアー公式戦「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス」(ATP500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月16~22日/賞金総額217万8980ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、望月慎太郎(IMG Academy)はアスラン・カラツェフ(ロシア)に3-6 4-6で敗れた。試合時間は1時間34分。

 同大会に2年連続出場となった20歳の望月は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で本戦入り。プロ転向後の国内大会初参戦だった昨年は、1回戦でブランドン・ナカシマ(アメリカ)に3-6 2-6で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。30歳のカラツェフがATPツアーの同種目で決勝に進出したのは、3つ目のタイトルを獲得した昨年1月のシドニー(ATP250/ハードコート)以来でキャリア5度目となる。

 今大会での望月は1回戦で世界ランク31位のトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)を6-4 7-6(5)で破ってツアー本戦初勝利を挙げ、2回戦でタイトル防衛を目指していた第1シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)で0-6 6-4 7-6(2)で倒す番狂わせを演じ、前日に行われた準々決勝ではアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)を7-5 2-6 7-5で破って4強入りを決めていた。

 カラツェフは最終ラウンドで、ベン・シェルトン(アメリカ)と対戦する。シェルトンは準決勝で、予選勝者のマルコス・ギロン(アメリカ)との同胞対決を6-7(2) 7-6(5) 6-4で制して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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