メルテンスがコルネを退けシングルスで2021年1月以来のツアー7勝目 [WTAモナスティル]

写真は女子シングルスで優勝を飾ったエリース・メルテンス(ベルギー/右)と準優勝のアリゼ・コルネ(フランス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ジャスミン・オープン・モナスティル」(WTA250/チュニジア・モナスティル/10月3~9日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第5シードのエリース・メルテンス(ベルギー)が第3シードのアリゼ・コルネ(フランス)を6-2 6-0で下してチャンピオンに輝いた。

 出だしの3ゲームはサービスキープで始まったが、メルテンスが1-2から最後の11ゲームを連取して1時間21分で勝利を決めた。

 26歳のメルテンスがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年1月のギップスランド・トロフィー(WTA500/ハードコート)以来でキャリア7度目となる。決勝での戦績は、7勝4敗となった。

 この結果でメルテンスは、コルネとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。今シーズンは2月にサンクトペテルブルク(WTA500/室内ハードコート)の1回戦で顔を合わせ、メルテンスが3-6 6-2 6-4で勝っていた。

 今大会でのメルテンスは1回戦でジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-1 6-1で、2回戦で予選勝者のデスピナ・パパミハイル(ギリシャ)を5-7 6-2 6-2で、準々決勝で予選から勝ち上がってきた日本の内島萌夏(フリー)を6-0 3-6 6-4で、準決勝ではクレア・リュー(アメリカ)を6-4 6-0で破って決勝進出を決めていた。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り参戦した32歳のコルネは1セットも落とさず勝ち上がってきたが、決勝では勢いを維持できず2018年7月のグスタード(WTAインターナショナル/クレーコート)以来となるツアー7勝目を挙げることはできなかった。

 このあとに行われたダブルス決勝では、第1シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)が第2シードの加藤未唯(ザイマックス)/アンジェラ・クリコフ(アメリカ)を6-2 6-0で退け優勝を飾った。


(右から)女子ダブルス優勝のクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)、準優勝の加藤未唯(ザイマックス)、アンジェラ・クリコフ(アメリカ)(写真提供◎加藤未唯:ザイマックス所属)

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写真◎Getty Images

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