シフィオンテクがガウフをストレートで退け2連勝「集中力を維持できてよかった」 [WTAファイナルズ]
女子トップ8によるエリート大会「GNP保険WTAファイナルズ・カンクン」(ファイナルズ/10月29日~11月5日/メキシコ・カンクン/賞金総額900万ドル/ハードコート)の大会4日目に行われたチェトゥマル・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第2戦で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)を6-0 7-5で倒して2連勝を飾った。
1ゲームも落とさず第1セットを先取したシフィオンテクは第2セット2-4から4-4に追いついた直後に2度目のサービスダウンを喫したが、続く3ゲームを連取して1時間29分で試合を締めくくった。ガウフは8度目の対決だった8月のシンシナティ準決勝でシフィオンテクを7-6(2) 3-6 6-4で破って初勝利を挙げたが、それ以外の9試合はすべてストレート負けとなった。
「第2セットは明らかにより緊迫した展開になったけど、集中力を保つことができてよかったわ。ブレークバックするチャンスがたくさんありながら取れずにいたけど、そのうちチャンスを生かせるだろうとは思っていたの」とシフィオンテクは試合を振り返った。
引き続き行われた同グループの試合で第6シードのオンス・ジャバー(チュニジア)が第7シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を6-4 6-3で下して1勝目を挙げたため、シフィオンテクの決勝トーナメント進出は第3戦の結果次第となった。
2敗のボンドルソバにもチャンスは残されており、次戦でガウフに勝ってジャバーを含めた3人が1勝2敗で並んだ場合は各試合のスコアによって順位が決定することになる。
WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。
写真◎Getty Images
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