女子は上野梨咲が優勝、全豪ジュニア本戦ワイルドカードをかけた国際大会の出場権を獲得 [ダンロップジュニアワールドチャレンジ in 四日市]
住友ゴム工業株式会社が主催する「2024ダンロップジュニアワールドチャレンジ in 四日市」(三重県四日市市・四日市テニスセンター/11月7~11日/ハードコート)が開催され、男女の優勝者が決定した。
この大会は国内の17歳以下男女各16人が出場し、優勝者には同会場で行われる翌年の全豪ジュニア本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)をかけた国際大会(11月13~17日)の参加資格が与えられる。
試合は男女とも4人1組の4グループに分かれてラウンドロビン(総当たり戦)を行い、上位1名ずつが決勝トーナメントに進出して優勝を争う。ラウンドロビンは2タイブレークセットで1セットオール後は10ポイントマッチタイブレーク(ノーレット方式)、決勝トーナメントおよび3位決定戦はベストオブ3タイブレークセット(第3セットは6-6から10ポイントマッチタイブレーク、ノーレット方式)で行われた。
女子は第4シードの沢代榎音(H.Y.S)、第5シードの早坂来麗愛(ウイニングショット)、第8シードの上野梨咲(やすいそ庭球部)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した後藤苺衣(四日市商業高校)がそれぞれのグループを勝ち上がり、決勝で上野が後藤に2-6 6-0 6-3で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)
大会結果|女子
女子予選ラウンド
グループA
○1吉田琴美(松商学園高校)[1] 6-3 6-4 ●2森下結葵(四日市商業高校)[WC]
●3黄川田莉子(善福寺公園テニスクラブ)3-6 0-6 ○4上野梨咲(やすいそ庭球部)[8]
-----
●1吉田琴美(松商学園高校)[1] 1-6 0-6 ○3黄川田莉子(善福寺公園テニスクラブ)
○2森下結葵(四日市商業高校)[WC] 7-5 6-4 ●4上野梨咲(やすいそ庭球部)[8]
-----
●1吉田琴美(松商学園高校)[1] 0-6 6-7(4) ○4上野梨咲(やすいそ庭球部)[8]
●2森下結葵(四日市商業高校)[WC] 2-6 1-6 ○3黄川田莉子(善福寺公園テニスクラブ)
グループA|最終順位
1位 上野:2勝1敗(セット4-2、ゲーム34-22)
2位 黄川田:2勝1敗(セット4-2、ゲーム27-16)
3位 吉田:1勝2敗(セット2-4、ゲーム19-32)
4位 森下:1勝2敗(セット2-4、ゲーム23-33)
グループB
○1小坂麻陽( 札幌光星高)[2] 6-0 6-4 ●2成澤寿珠(湯山TS)[WC]
○3後藤苺衣(四日市商業高校)[WC] 6-3 4-6 [10-7] ●4石井絢(宇都宮サンテニスクラブ)[6]
-----
●1小坂麻陽( 札幌光星高)[2] 4-6 0-6 ○3後藤苺衣(四日市商業高校)[WC]
○2成澤寿珠(湯山TS)[WC] 4-6 6-2 [10-8] ●4石井絢(宇都宮サンテニスクラブ)[6]
-----
●1小坂麻陽( 札幌光星高)[2] 6-3 4-6 [9-11] ○4石井絢(宇都宮サンテニスクラブ)[6]
●2成澤寿珠(湯山TS)[WC] 1-6 3-6 ○3後藤苺衣(四日市商業高校)[WC]
グループB|最終順位
1位 後藤:3勝0敗(セット6-1、ゲーム35-17)
2位 石井:1勝2敗(セット4-5、ゲーム27-32)
3位 小坂:1勝2敗(セット3-4、ゲーム26-26)
4位 成澤:1勝2敗(セット2-5、ゲーム19-32)
グループC
●1林妃鞠(四日市商業高校)[3] 0-6 4-6 ○2小坂莉來(LYNX TA 奈良)
●3岡村凜那(鳳凰高校)6-7(5) 3-6 ○4早坂来麗愛(ウイニングショット)[5]
-----
○1林妃鞠(四日市商業高校)[3] 6-4 7-6(3) ●3岡村凜那(鳳凰高校)
●2小坂莉來(LYNX TA 奈良)6-3 5-7 [7-10] ○4早坂来麗愛(ウイニングショット)[5]
-----
○1林妃鞠(四日市商業高校)[3] 6-4 4-6 [10-3] ●4早坂来麗愛(ウイニングショット)[5]
○2小坂莉來(LYNX TA 奈良)6-3 1-6 [10-8] ●3岡村凜那(鳳凰高校)
グループC|最終順位
1位 早坂:2勝1敗(セット5-3、ゲーム34-31)
2位 小坂:2勝1敗(セット5-3、ゲーム31-24)
3位 林:2勝1敗(セット4-3、ゲーム28-32)
4位 岡村:0勝3敗(セット1-6、ゲーム28-34)
グループD
○1沢代榎音(H.Y.S)[4/WC] 6-3 6-1 ●2西森暖乃(城南高校)
●3三枝夏子(Team Satellite 関東)[WC] 4-6 2-6 ○4折坂優羽(四日市商業高校)[7/WC]
-----
○1沢代榎音(H.Y.S)[4/WC] 6-1 6-3 ●3三枝夏子(Team Satellite 関東)[WC]
●2西森暖乃(城南高校)2-6 0-6 ○4折坂優羽(四日市商業高校)[7/WC]
-----
○1沢代榎音(H.Y.S)[4/WC] 2-6 6-4 [10-7] ●4折坂優羽(四日市商業高校)[7/WC]
●2西森暖乃(城南高校)3-6 0-6 ○3三枝夏子(Team Satellite 関東)[WC]
グループD|最終順位
1位 沢代:3勝0敗(セット6-1、ゲーム33-18)
2位 折坂:2勝1敗(セット5-2、ゲーム34-17)
3位 三枝:1勝2敗(セット2-4、ゲーム22-27)
4位 西森:0勝3敗(セット0-6、ゲーム9-36)
女子決勝トーナメント
準決勝
○1上野梨咲(やすいそ庭球部)[8] 6-0 6-3 ●2早坂来麗愛(ウイニングショット)[5]
○4後藤苺衣(四日市商業高校)[WC] 6-4 7-6(7) ●3沢代榎音(H.Y.S)[4/WC]
決勝
○1上野梨咲(やすいそ庭球部)[8] 2-6 6-0 6-3 ●4後藤苺衣(四日市商業高校)[WC]
3位決定戦
○2沢代榎音(H.Y.S)[4/WC] 5-7 6-3 6-3 ●1早坂来麗愛(ウイニングショット)[5]
写真提供◎住友ゴム工業株式会社
Pick up
-
2024-12-12
テニスマガジン今後の予定(部活および新刊情報)
CHECK1テニスマガジンONLINEテニス界の最新情報を毎
-
2024-12-12
サービス第二弾!テニス丸ごと一冊サービス [技術の修正](堀内昌一 著)12月25日(水) 書籍&電子書籍同時発売
テニス丸ごと一冊サービス [技術の修正](堀内昌一 著)20
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Related
-
2023-11-11
男子は島笙太が優勝、全豪ジュニア本戦ワイルドカードをかけた国際大会の出場権を獲得 [ダンロップジュニアワールドチャレンジ in 四日市]
-
2023-01-28
2007年生まれ15歳同士のロシア勢対決でアンドレエワに勝ったコルネエワがジュニア女子シングルスのチャンピオンに輝く [オーストラリアン・オープン]
-
2023-01-27
木下晴結/齋藤咲良は惜敗も日本人ペアとして2011年の穂積絵莉/加藤未唯以来となる全豪ジュニア準優勝、ヤムリコバ/ウルジェシがノーシードからタイトルを獲得 [オーストラリアン・オープン]
-
2022-11-16
富田悠太(ノア・テニスアカデミー神戸垂水)と辻岡史帆(SYT月見野テニススクール)が全豪ジュニアの本戦ワイルドカードを獲得 [Road to AO in 四日市]
-
2022-11-12
女子は網田永遠希が優勝、上位2人が全豪ジュニア本戦ワイルドカードをかけた国際大会の出場権を獲得 [ダンロップジュニアワールドチャレンジ in 四日市]
Pick up
-
2024-12-12
テニスマガジン今後の予定(部活および新刊情報)
CHECK1テニスマガジンONLINEテニス界の最新情報を毎
-
2024-12-12
サービス第二弾!テニス丸ごと一冊サービス [技術の修正](堀内昌一 著)12月25日(水) 書籍&電子書籍同時発売
テニス丸ごと一冊サービス [技術の修正](堀内昌一 著)20
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『