フリッツがグランドスラム大会で初のトップ10撃破「自分のショットを信頼していた」 [オーストラリアン・オープン]

写真はグランドスラム大会で初の対トップ10勝利を挙げたテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で第12シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が第7シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を7-6(3) 5-7 6-3 6-3で倒し、同大会で初のベスト8進出を決めた。

 すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取したフリッツは第2セット5-5から初のサービスダウンを喫してセットオールに追いつかれたが、続く2セットを連取して3時間1分で四大大会で初となる対トップ10勝利(1勝11敗)を挙げた。

 試合を通して13本のサービスエースを決めたフリッツはファーストサーブからのポイントを86%の高確率で取り、サービスキープできなかったのは2度だけだった。

「僕は自分のショットをとても信頼していた。試合を通してサービスがよかった。何度かあった苦しい場面でもサービスのおかげでピンチを切り抜けることができた。最終的には本当に必要なときにレベルを引き上げ、最高と言ってもいいくらいのプレーをして試合をフィニッシュできたよ」とフリッツは試合後のオンコートインタビューで語った。

 昨年のATPファイナルズからトップ20の選手に対して5連敗を喫したチチパスは前年に準優勝したポイントをディフェンドすることができず、ランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで9位に浮上したフリッツの後塵を拝して10位となった。

 フリッツは次のラウンドで、第20シードのアドリアン・マナリノ(フランス)を6-0 6-0 6-3で破って勝ち上がった第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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