ルバキナがパブリウチェンコワを退け2週連続優勝に王手、決勝はシフィオンテクとの今季初対決 [カタール・オープン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「カタール・トタルエナジーズ・オープン」(WTA1000/カタール・ドーハ/2月11~17日/賞金総額321万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第3シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-2 6-4で下して2週連続優勝に王手をかけた。

 1-2から2度連続で相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したルバキナは第2セット5-2からサービスダウンを喫したが、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた2つ目のマッチポイントを3本目のサービスエースでものにして1時間29分で試合を締めくくった。

「私たちはお互いをよく知っているし、彼女(パブリウチェンコワ)が(膝のケガから)戻ってきたのはうれしいわ。本当に厳しい試合で、第1セットでさえ非常に接戦だった。何とか勝つことができてよかった。重要な瞬間に少しだけいいプレーができたかもしれない」とルバキナは試合後のオンコートインタビューで語った。

「チームと一緒に多くの練習を積んでおり、彼らには感謝している。ケガをしないでこの調子を続けていけるよう願っている」

 ルバキナは決勝で、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)が腰のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がった第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。両者は過去4戦してルバキナが3勝1敗とリードしており、昨年プレーした3試合はすべてルバキナが勝っている。

「イガとの対戦では体力がカギになるから、私にとってもっとも重要なことはフィジカルの回復を図ること。彼女はどのポイントも簡単には取らせてくれないし、私も攻撃的な姿勢を崩さず自分のテニスをしなければならない」とルバキナは次戦を見据えた。

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写真◎Getty Images

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