タイトル防衛を目指すアルカラスがベスト4に進出 [アルゼンチン・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「IEB+アルゼンチン・オープン」(ATP250/アルゼンチン・ブエノスアイレス/2月12~18日/賞金総額72万8185ドル/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が予選勝者のアンドレア・ババッソーリ(イタリア)を7-6(1) 6-1で退けベスト4に進出した。

 すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取したアルカラスは第2セットも5-0とリードを広げ、サービング・フォー・ザ・マッチで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間40分で試合を締めくくった。

「彼(ババッソーリ)は第1セットで非常に高いレベルでプレーをしていたと思う。彼のサービスを返すのが難しかったし、風もあって厳しいコンディションだった」とアルカラスは試合を振り返った。

「でも僕は第2セットでいいプレーができるようになったし、彼のレベルも少し下がった。サービスの調子も落ちたからリターンを返せるようになり、チャンスを掴むことができた。それが違いだったと思う」

 アルカラスは次のラウンドで、第3シードのニコラス・ジャリー(チリ)と対戦する。第6シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)はジャリーから第1セットを6-4で先取したが、第2セットを5-7で落としたあと右脚のケガを理由に棄権した。

 もうひとつの準決勝は、ファクンド・ディアス アコスタ(アルゼンチン)とフェデリコ・コリア(アルゼンチン)の地元勢対決となった。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したディアス アコスタがドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を6-4 6-3で下し、コリアは第5シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)との同胞対決を6-1 6-4で制した。

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写真◎Getty Images

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