2013年ウインブルドン準優勝者リシツキが妊娠を発表、復帰も視野に「人生は予期せぬ驚きに満ちている」

写真は2014年8月22日にアメリカ・ニューヨークで行われたてギネス世界記録認定授与式でのサビーネ・リシツキ(ドイツ/左)(Getty Images)


 元世界ランク12位で34歳のサビーネ・リシツキ(ドイツ)が自身のインスタグラムを更新し、妊娠したことを発表した。

 リシツキはインスタグラムに『BABY COMING 2024』と書かれたボードの写真を投稿して妊娠を報告し、「人生は予期せぬ驚きに満ちています。私とフィアンセはこのエキサイティングな旅を楽しみにしています。そして、もう一度カムバックしなければならないと思っています」とコメントした。

 2013年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の決勝でマリオン・バルトリ(フランス)に敗れはしたが準優勝を飾ったリシツキは強力なサービスを武器としており、2014年7月にスタンフォード(WTAプレミア/ハードコート)で当時の女子テニス最速となる時速131マイル(210.8km)のサービスを打ってギネス世界記録に認定された。

 キャリアを通して数多くのケガに見舞われてきたリシツキは2020年11月にリンツ(WTAインターナショナル/室内ハードコート)で左膝前十字靭帯断裂の重傷を負って18ヵ月以上の戦線離脱を強いられたあと2022年に復帰し、昨年11月にはカルガリー(W60+H/室内ハードコート)でタイトルを獲得するなど世界ランクを300位以内(現在は374位)に戻していた。

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写真◎Getty Images

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