シフィオンテクが6試合で21ゲームしか落とさず2年ぶりの優勝「そんなに簡単ではなかった」 [WTAインディアンウェルズ]
WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月6~17日/賞金総額925万8080ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第9シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-4 6-0で退け2年ぶりの栄冠に輝いた。
22歳のシフィオンテクがツアーレベルでタイトルを獲得したのは2月のドーハ以来で通算19回目(準優勝4回)で、WTA1000大会ではキャリア8勝目となる。
3-0から3-3に追いつかれたあと5-4から2度目のブレークに成功して第1セットを先取したシフィオンテクは、最終的に最後の8ゲームを連取して1時間8分で快勝した。
ふたりは2年前の決勝でも対戦し、シフィオンテクが6-4 6-1で勝っていた。シフィオンテクは大会を通し、合計21ゲームしか落とさなかった。
「自分自身を本当に誇りに思う。凄くうれしい。スコア的には私がこの大会ですべてをコントロールできていたように思われるかもしれないけど、最初から最後までそんなに簡単ではなかったの」とシフィオンテクは試合後にコメントした。
「大会中に成長することができてよかったと思う。最後の2試合はとても調子がよかったし、大きな自信を感じていたわ」
前日に行われたダブルス決勝では、第1シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/エリース・メルテンス(ベルギー)が第3シードのストーム・ハンター(オーストラリア)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-3 6-4で下して今季2勝目を挙げた。
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/27315/images/c9a69ed67cbba8daf10ee9e576b33ec92a6c16e5.jpg?w=1200)
女子ダブルスで優勝を飾ったシェイ・スーウェイ(台湾/左)とエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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