フルカチュがツアーレベルのクレーコート大会で初の決勝進出、前年覇者ルードは惜敗 [エストリル・オープン]

写真は男子シングルス2回戦でのホベルト・フルカチュ(ポーランド)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ミレニアム・エストリル・オープン」(ATP250/ポルトガル・エストリル/4月1~7日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第2シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)がクリスチャン・ガリン(チリ)を6-3 3-6 6-3で倒して今季初優勝に王手をかけた。

 お互いに一度ずつブレークに成功してセットを分け合ったあとフルカチュは第3セット5-1からサービスダウンを喫したが、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間58分で試合を締めくくった。

 27歳のフルカチュがATPツアーで決勝に進出したのは10度目だが、クレーコートでは初となる。

「驚きだね! 間違いなく素晴らしい1週間だし、今日はクリスチャンに対する本当に厳しいバトルだった。彼は手強い相手で厳しい瞬間も何度かあったけど、今日は観客からの応援を受けて凄く楽しかった」とフルカチュは試合後のオンコートインタビューで語った。

 昨年10月の上海以来となるツアー8勝目を目指すフルカチュは決勝で、第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-4 4-6 6-4で破って勝ち上がったペドロ・マルチネス(スペイン)と対戦する。

 ディフェンディング・チャンピオンのルードは第3セット1-5から4-5まで追い上げたが、同大会での7試合目で初黒星を喫した。

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写真◎Getty Images

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