コリンズがキャリア最長のマッチ13連勝で2大会連続優勝「凄く自信になった」 [WTAチャールストン]

写真は2大会連続優勝を飾ったダニエル・コリンズ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「クレジット・ワン・チャールストン・オープン」(WTA500/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/4月1~7日/賞金総額92万2573ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、ダニエル・コリンズ(アメリカ)が第4シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-2 6-1で下して2大会連続優勝を飾った。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したコリンズは第2セットも5-0とリードを広げ、最初のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップを問題なくキープして1時間17分で快勝した。

 今季限りの引退を表明している30歳のコリンズがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは前週のマイアミに続いて4度目(準優勝1回)となり、連勝をキャリア最長の「13」に伸ばした。

 同じ選手がハードコートのマイアミとクレーコートのチャールストンを連続で制したのは、2008年と13年にやってのけたセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)以来となる。コリンズは昨年の同大会でデザレー・クラブチェク(アメリカ)とペアを組み、ダブルスでチャンピオンとなっていた。

「私はマイアミでたくさん試合をし、ここでも多くの試合をこなした。今大会では一度1日に2試合をプレーしたことがあったけど、簡単じゃなかった。プロになってからそんなことをしたことがあったか覚えていないけど、12歳以下の大会が最後だっような気がするわ」とコリンズは試合後の記者会見で語った。

「だからフィジカルな戦いを通して自分の限界を超えるまで追い込むことができて凄く自信になった。もちろん引き続き高いレベルでプレーできてうれしいし、2週間連続でできたというのは本当に素晴らしいことだと思う」

 コリンズは2月に入った時点で世界ランク71位だったが、そこから6大会を経て15位に浮上する見込みとなっている。

 先に行われたダブルス決勝では、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したアシュリン・クルーガー/スローン・スティーブンス(ともにアメリカ)がリューメラ・キッチュノック/ナディヤ・キッチュノック(ともにウクライナ)に1-6 6-3 [10-7]で逆転勝利をおさめて栄冠に輝いた。


女子ダブルスで優勝を飾ったアシュリン・クルーガー(アメリカ/右)とスローン・スティーブンス(アメリカ)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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