ペグラが4つのマッチポイントを凌いだ末に準決勝へ「感情的に凄くアップダウンがあった」 [WTAチャールストン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「クレジット・ワン・チャールストン・オープン」(WTA500/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/4月1~7日/賞金総額92万2573ドル/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が第12シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に6-4 3-6 7-6(7)で競り勝ちベスト4に進出した。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したペグラは3-1から5ゲームを連取されて第2セットを取り返されたが、第3セットのタイブレーク3-6から巻き返して2時間36分で勝利をもぎ取った。

 アザレンカは第3セット4-5の場面で0-40と追い込まれてから4つのマッチポイントを凌いだ末にキープしたが、もつれ込んだタイブレークでは逆に6-3から4つのマッチポイントをセーブされて惜敗した。

「感情的に凄くアップダウンがあった。試合を通してずっとそんな感じだった。とてもいいプレーをしていたのに、第2セットでブレークできなくなってイライラしてしまった。彼女がギアを上げて私も第3セットで試合に戻っていくことができたけど、第2セット終盤から第3セット序盤にかけては浮き沈みが凄かった」とペグラは試合後のオンコートインタビューで語った。

「(第3セット5-4から)彼女のサービスゲームで0-40としてマッチポイントを握っていたのに決めることができず悔しかったけど、勝つために集中力を切らさないように気を付けた。正直に言って最終的に何が起こったのかわからない。とにかくボールをコートに入れようとして、ミスをしないようにしながらチャンスがあれば決めにいこうと思っていたの」

 ペグラは次のラウンドで、ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-7(4) 6-2 6-3で破って勝ち上がった第4シードのダリア・カサキナ(ロシア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、マリア・サカーリ(ギリシャ)とダニエル・コリンズ(アメリカ)の顔合わせとなった。第3シードのサカーリが2021年大会チャンピオンで第9シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-2 6-4で下し、コリンズは第11シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-3 6-4で退けた。

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写真◎Getty Images

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