大会2連覇中のシフィオンテクがラドゥカヌを退け準決勝進出、サバレンカとガウフは逆転負け [WTAシュツットガルト]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/4月15~21日/賞金総額92万2573ドル/室内クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を7-6(2) 6-3で退けベスト4に進出した。

 オープニングゲームをブレークされた直後に追いついたシフィオンテクはそのあとお互いにキープし合って突入したタイブレークを制して第1セットを先取し、第2セット第1ゲームと最終ゲームをブレークして2時間3分で勝利を決めた。

 ふたりは2年前の大会でも準々決勝で対決し、シフィオンテクが6-4 6-4で勝っていた。

「彼女(ラドゥカヌ)は立ち上がりに失うものが何もないかのようにのびのびとしたプレーをしていた。それはよくわかるし、そういうこともたまにある。でも彼女がそのテンションを試合を通して維持できるかについては疑問だった」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

「それはサービスゲームとかリターンゲームの問題じゃなかった。とにかく私はブレークバックのチャンスを待ち、それを掴むことができると確信していたわ」

 同大会での戦績を10勝0敗としたシフィオンテクは次のラウンドで、ジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-3 5-7 6-3で破って勝ち上がった第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ともに上位選手に逆転勝利をおさめたマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)とマルタ・コスチュク(ウクライナ)の顔合わせとなった。第6シードのボンドルソバが第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を3-6 6-3 7-5で倒し、コスチュクは第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)に3-6 6-4 7-6(6)で競り勝った。

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写真◎Getty Images

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