2022年&23年覇者アルカラスがザイブチ ビルチに快勝、4回戦は前年決勝と同一カードに [マドリッド・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/4月24日~5月5日/賞金総額924万9713ユーロ/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がチアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)を6-3 6-3で下してベスト16に進出した。

 第1セット2-3から9ゲームを連取したアルカラスは第2セット5-1から一度だけサービスダウンを喫したが、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間15分で快勝した。

「本当にいいレベルでプレーできたと思う。前腕の具合に不安があったから試合前は緊張していたんだ。チアゴはビッグショットがあるし本当に強いからね」とアルカラスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今日のパフォーマンスには本当に満足している。最後は(第2セット)5-0から5-3に追い上げられて少し難しかったけど、試合を締めくくることができてよかったよ」

 大会史上初の3連覇を目指すアルカラスは次のラウンドで、第13シードのユーゴ・アンベール(フランス)を7-5 6-4で破って勝ち上がった第23シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と対戦する。ふたりは前年の決勝で対決し、アルカラスが6-4 3-6 6-3で勝っている。

「昨年の決勝と同じような結果になることを願っている。彼(ストルフ)のレベルはわかっている。彼を倒すには最高のテニスをしなければならない。リターンに集中し、できるだけ返してラリーに持ち込むようにしたい」とアルカラスは次戦を見据えた。

 そのほかの試合では第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第8シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第12シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第21シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、第24シードのタロン・グリークスプア(オランダ)が16強入りを決めた。

 第11シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)、第15シードのトミー・ポール(アメリカ)、第18シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)、第27シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)はそれぞれシード対決に敗れた。

 ボトムハーフ(ドローの下半分)の4回戦ではズベレフがセルンドロと、ルブレフがグリークスプアと、フルカチュはフリッツと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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