“小さな巨人”元世界8位シュワルツマンが2025年に母国アルゼンチンで引退する意向を表明「最後の大会は自分自身で決めたい」
31歳のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が自身のSNSを通して今年がツアーにフル参戦する最後のシーズンになると発表し、来年のブエノスアイレス(ATP250/クレーコート)を最後に引退する意向を表明した。
「最後の大会は自分自身で決めたい。2024年もそんな感じで、自分がもっとも楽しめる大会でプレーする機会があるよう願っている。そして2025年にアルゼンチンで、想像できるもっとも美しいキャリア最後の瞬間を迎えることができますように」とシュワルツマンはSNSを通してコメントした。
「僕は最後のショットまで汗を流し、コートでプレーする最後のポイントまでプロとしての仕事を全うする」
2010年にプロ入りしたシュワルツマンはツアー4勝を挙げ、2020年10月に世界ランク自己最高8位をマークして同年の男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)に出場した。
身長170cmとテニス選手としてはかなり小柄なシュワルツマンは2020年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でグランドスラム自己最高のベスト4進出を果たしたが、昨年10月の東京(ATP500/ハードコート)を最後にツアーレベル未勝利で現在は142位と不振に陥っている。
写真◎Getty Images
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