世界8位フルカチュ相手に初の5セットを戦った望月慎太郎は本戦デビューで金星ならず [フレンチ・オープン]

写真は望月慎太郎(木下グループ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、望月慎太郎(木下グループ)は第8シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)を追い込みながらも6-4 3-6 6-3 0-6 3-6で惜敗した。試合時間は2時間58分。

 同大会に2年連続出場となった20歳の望月は、予選3試合を勝ち抜き初の本戦入り。初参戦だった昨年は、予選1回戦でデニス・ノバク(オーストリア)に2-6 6-4 1-6で敗れていた。

 キャリア初の5セットマッチを戦った望月は2019年大会でジュニアの部に出場し、ジュニアグランドスラム初挑戦で4強入りした実績を持っている。

 両者は今回が初顔合わせ。望月がトップ10プレーヤーと対決したのは2度目だったが、テイラー・フリッツ(アメリカ)に0-6 6-4 7-6(2)で逆転勝利をおさめた昨年10月の東京(ATP500/ハードコート)2回戦に続く連勝はならなかった。

 フルカチュは次のラウンドで、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。ナカシマは1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した同胞のニコラス・モレノ デ アルボラン(アメリカ)を6-1 6-7(6) 6-3 6-2で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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