元世界2位バドーサがシード撃破で2回戦へ、復縁したチチパスとミックスダブルス参戦でも話題に [フレンチ・オープン]

写真は初戦でシードダウンを演じたパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)が第26シードのケイティ・ブルター(イギリス)に4-6 7-5 6-4で逆転勝利をおさめた。

 2-4から4ゲームを連取して第1セットを先取したブルターは第2セットも2-0とリードしたが、第8ゲームで追いついたバドーサが6-5からブレークして試合を振り出しに戻すと第3セット5-4からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間18分で競り勝った。

 バドーサは次のラウンドで、スローン・スティーブンス(アメリカ)を6-1 6-2で破って勝ち上がったユリア・プティンセバ(カザフスタン)と対戦する。

 しかしこれ以上に注目を集めたのは、週週間前に破局のニュースが伝えられたバドーサとステファノス・チチパス(ギリシャ)がワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取りミックスダブルスにエントリーしたということだった。最近になって2人がよりを戻したという噂が流れていたが、ロラン・ギャロス開幕前に復縁したことを明かしていた。

 2人で開設していた『チチドーサ』のインスタグラムアカウントでも知られたバドーサ/チチパスはエキシビションマッチでプレーしたことはあったが、公式戦デビューの相手は柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)/ナサニエル・ラモンズ(アメリカ)に決まった。

 ミックスダブルスにはこの2人以外にもテニスカップルがエントリーしており、カテリーナ・シニアコバ/トマーシュ・マハーチュ(ともにチェコ)とワイルドカードを獲得したテッサ・アンドリアンジャフィトリモ/ユーゴ・アンベール(ともにフランス)もプレーする予定になっている。

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写真◎Getty Images

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