フルカチュが2日がかりでナカシマに勝利、ボトムハーフの男子シングルス2回戦がすべて終了 [フレンチ・オープン]
シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第8シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)がブランドン・ナカシマ(アメリカ)を6-7(2) 6-1 6-3 7-6(5)で振りきりベスト32に進出した。試合時間は3時間14分。
この試合は前日に始まったが、お互いのサービスキープでフルカチュから5-6となった時点で雨により順延となっていた。
同大会に7年連続出場となる27歳のフルカチュは、2022年のベスト16がこれまでの最高成績。第13シードで臨んだ昨年は、3回戦でフアン パブロ・バリーリャス(ペルー)に6-3 3-6 6-7(3) 6-4 2-6で敗れていた。
今季の欧州クレーコートシーズンに4大会でプレーしたフルカチュは4月のエストリル(ATP250)で同サーフェスのツアー初タイトルを獲得し、11勝3敗の戦績で本番を迎えている。
フルカチュは次のラウンドで、第25シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を6-7(4) 6-4 6-2 6-4で破って勝ち上がったデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。
そのほかの試合では第10シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、第15シードのベン・シェルトン(アメリカ)、第21シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、第27シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)、マッテオ・アルナルディ(イタリア)らが勝ち上がり、ボトムハーフ(ドローの下半分)の男子シングルス2回戦がすべて終了した。
第20シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)はセバスチャン・オフナー(オーストリア)に6-3 6-3 4-6 5-7 6-7(5-10)で競り負け、2回戦でシードダウンを喫した。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権
大会5日目◎5月30日|主な試合結果
男子シングルス2回戦
○71マッテオ・アルナルディ(イタリア)6-4 6-1 6-3 ●70アレクサンドル・ミュレー(フランス)[WC]
○75ジャン・ジジェン(中国)7-5 3-6 6-1 6-4 ●74ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)
○81ベン・シェルトン(アメリカ)[15] 7-6(7) 6-4 Ret. ●83錦織圭(日本/ユニクロ)
○88フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)[21] 6-4 4-6 6-3 6-2 ●86ヘンリー・スクワイア(ドイツ)[Q]
-----
○89セバスチャン・コルダ(アメリカ)[27] 6-4 6-4 1-6 6-3 ●92クォン・スンウ(韓国)
○97ホベルト・フルカチュ(ポーランド)[8] 6-7(2) 6-1 6-3 7-6(5) ●100ブランドン・ナカシマ(アメリカ)
○102デニス・シャポバロフ(カナダ)6-7(4) 6-4 6-2 6-4 ●104フランシス・ティアフォー(アメリカ)[25]
-----
○106ジズー・ベルグス(ベルギー)[Q] 3-6 6-3 6-1 6-3 ●108マクシミリアン・マルテレル(ドイツ)
○112グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)[10] 6-0 6-3 6-4 ●109ファビアン・マロジャン(ハンガリー)
○114コランタン・ムーテ(フランス)6-4 6-2 0-6 6-3 ●115アレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)
○118セバスチャン・オフナー(オーストリア)3-6 3-6 6-4 7-5 7-6(10-5) ●120セバスチャン・バエス(アルゼンチン)[20]
写真◎Getty Images
Pick up
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-11-29
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Related
-
2024-05-31
2021年シーズン以来グランドスラム復帰の錦織はシェルトンに対する2回戦を途中棄権 [フレンチ・オープン]
-
2024-05-30
アルカラスが世界176位の予選勝者にやや苦戦も3回戦に進出「相手がトップ100以下でも関係ない」 [フレンチ・オープン]
-
2024-05-30
チチパスが2回戦でアルトマイヤーとの片手打ちバックハンド対決に勝利「自分のテニスを味わっているように感じる」 [フレンチ・オープン]
-
2024-05-30
男子はシナーら5人が2回戦を突破、残り11試合は雨で順延 [フレンチ・オープン]
-
2024-04-08
フルカチュがツアーレベルのクレーコート大会で初タイトルを獲得 [エストリル・オープン]
Pick up
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-11-29
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ