オーストラリアン・オープン準優勝者ジェン・チンウェンが2試合連続ストレート勝利で2年ぶりの3回戦進出 [フレンチ・オープン]

写真は女子シングルス1回戦でのジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第7シードのジェン・チンウェン(中国)がタマラ・コルパッチ(ドイツ)を6-2 6-2で下してベスト32に進出した。試合時間は1時間20分。

 同大会に3年連続出場となる21歳のジェンは、初参戦だった2022年のベスト16がこれまでの最高成績。第19シードで臨んだ昨年は、2回戦でユリア・プティンセバ(カザフスタン)に3-6 6-4 2-6で敗れていた。

 1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム自己最高の準優勝を飾ったジェンはトップ10デビューを果たしたあとプレーしたWTAツアー6大会で5勝6敗と苦しんでいたが、前哨戦のローマで8強入りして復調の兆しを見せていた。

 ジェンは次のラウンドで、アンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-3 6-0で破って勝ち上がったエリナ・アバネシアン(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第12シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、17歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)、大会前週のラバト(WTA250/クレーコート)でツアー初タイトルを獲得したペイトン・スターンズ(アメリカ)、アナ・ボグダン(ルーマニア)、バルバラ・グラチェワ(フランス)、イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)、2019年USオープン優勝者のビアンカ・アンドレスク(カナダ)が3回戦に駒を進めた。

 第10シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第19シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、第20シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、第23シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)、第27シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)はそれぞれ2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)

大会5日目◎5月30日|主な試合結果

女子シングルス2回戦

○65ジェン・チンウェン(中国)[7] 6-2 6-2 ●68タマラ・コルパッチ(ドイツ)

○75ビアンカ・アンドレスク(カナダ)1-6 7-5 6-3 ●73アンナ・カリンスカヤ(ロシア)[23]

○80ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[12] 6-4 7-6(6) ●77ヘイリー・バティスト(アメリカ)[LL]

○86アナ・ボグダン(ルーマニア)6-4 6-4 ●88アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)[20]

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○98バルバラ・グラチェワ(フランス)6-1 6-3 ●99ベルナルダ・ペラ(アメリカ)

○102イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)6-4 6-2 ●104リンダ・ノスコバ(チェコ)[27]

○107ミルラ・アンドレエワ(ロシア)6-3 3-6 7-5 ●105ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)[19]

○110ペイトン・スターンズ(アメリカ)7-5 6-2 ●112ダリア・カサキナ(ロシア)[10]

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写真◎Getty Images

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