デミノーが1日2試合戦ったアンベールを退け決勝進出、コルダは前年覇者グリークスプアに勝利 [ATPスヘルトーヘンボス]

写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リベマ・オープン」(ATP250/オランダ・北ブラバント州スヘルトーヘンボス/6月10~16日/賞金総額76万7455ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準決勝で、第1シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が第3シードのユーゴ・アンベール(フランス)を7-6(4) 6-3で退け今季2勝目に王手をかけた。

 4-0とリードしてから2度連続でサービスダウンを喫して追いつかれたデミノーはもつれ込んだタイブレークを制して第1セットを先取し、第2セット3-3から最後の3ゲームを連取して1時間45分で勝利を決めた。

 これに先立ちアンベールは前日に第2セット途中で雨により順延となっていた準々決勝を戦い、予選勝者のハイス・ブラウワー(オランダ)を4-6 6-3 6-3で倒していた。

「確かに興味深い試合だった。とてもいいスタートを切って素晴らしいテニスをしていたのに、そのあと少し集中力が切れてしまったかもしれないね」とデミノーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ユーゴは信じられないような選手で最後まで戦うから非常に難しい試合になった。何とか第1セットを取ることができ、最後にブレークできてよかった。雨が降らずに決勝に進めてうれしいよ」

 デミノーは今季3度目の決勝で、母国でタイトル防衛を目指していた第6シードのタロン・グリークスプア(オランダ)を6-2 6-4で破って勝ち上がった第7シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)と対戦する。

 両者は過去3戦してデミノーが2勝1敗で勝ち越しているが、グラスコートで対決した2021年ウインブルドン1回戦ではコルダが6-3 6-4 6-7(5) 7-6(5)で勝っている。

 ダブルスは決勝が行われ、第2シードのナサニエル・ラモンズ/ジャクソン・ウィズロー(ともにアメリカ)が第5シードのヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニコラ・メクティッチ(クロアチア)に7-6(5) 7-6(3)で競り勝ち今季初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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