ウォズニアッキがクデルメトワを退け復帰後2度目のベスト8進出 [バート ホンブルク・オープン]

写真はロスシー・クラシックでのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「バート ホンブルク・オープン」(WTA500/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月23~29日/賞金総額80万2237ユーロ/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-2 6-4で退けベスト8進出を決めた。

 2-2から7ゲームを連取して主導権を握ったウォズニアッキは第2セット4-1から4-4に追いつかれたが、続く2ゲームを1ポイントしか落とさず取って1時間24分で試合を締めくくった。

 2020年オーストラリアン・オープンを最後に一度引退した33歳のウォズニアッキは、2度の出産を経て昨年8月のモントリオールで復帰したあと3月のインディアンウェルズに続く2度目の8強入りを決めた。

 ウォズニアッキは次のラウンドで、ペイトン・スターンズ(アメリカ)との同胞対決を6-4 6-1で制して勝ち上がった第3シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合ではディフェンディング・チャンピオンのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)が2日がかりの2回戦で第2シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-3 6-7(3) 6-3で振りきり、ディアナ・シュナイダー(ロシア)がダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)を6-2 6-2で下してそれぞれ8強入りを決めたが、第4シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)とアンナ・ブリンコワ(ロシア)の2回戦は第2セット途中(ブリンコワから6-3 2-3)で順延となった。

 準々決勝ではシニアコバがドナ・ベキッチ(クロアチア)と、シュナイダーがワイルドカードで出場した元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)と、アダッド マイアとブリンコワの勝者は予選から勝ち上がってきたビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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