カサキナがフェルナンデスを下してグラスコート大会初優勝「重い荷物を下ろしたような気分」 [WTAイーストボーン]

写真は2022年8月以来のツアー7勝目を挙げたダリア・カサキナ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ロスシー国際」(WTA500/イギリス・イーストボーン/6月24~29日/賞金総額92万2573ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝で、第6シードのダリア・カサキナ(ロシア)がレイラ・フェルナンデス(カナダ)を6-3 6-4で下して優勝を飾った。

 27歳のカサキナがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは2022年8月のグランビー以来でキャリア8度目(準優勝10回)だが、グラスコートでは初となる。カサキナは昨年の大会でも決勝に進出したが、マディソン・キーズ(アメリカ)に2-6 6-7(13)で敗れていた。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したカサキナは第2セット3-0から3-4と逆転されたが、続く3ゲームを連取して1時間50分で勝利を決めた。

「第2セットはジェットコースターのようだった。3-0でリードしていたのに5~10分くらいで3-4と逆転されたのはいい気分じゃなかったわ。でもそこで踏ん張り、気持ちを乱さなかったことを誇りに思う」とカサキナは試合を振り返った。

「背負っていたとても重い荷物を下ろしたような気分よ。1年に4度も決勝に進出するというのは素晴らしい成果だと思うけど、それでも勝てなければ悔しい思いをする訳だから」

 続いて行われたダブルス決勝では、リューメラ・キッチュノック(ウクライナ)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第1シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)に5-7 7-6(2) [10-8]で競り勝ち今季2勝目を挙げた。


女子ダブルスで優勝を飾ったリューメラ・キッチュノック(ウクライナ/左)とエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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