ポールがバウティスタ アグートを退けロンドンからマッチ9連勝で初の準々決勝進出 [ウインブルドン]

写真はトミー・ポール(アメリカ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で、第12シードのトミー・ポール(アメリカ)がロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-2 7-6(3) 6-2で退け初のベスト8進出を果たした。試合時間は2時間2分。

 四大大会でポールが4回戦を突破したのは、準決勝まで勝ち進んだ昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。同ラウンドでの戦績は、2勝2敗となった。

 同大会に3年連続5度目(2016年と19年の予選敗退を含む)の出場となる27歳のポールは、本戦デビューだった2022年の4回戦進出がこれまでの最高成績だった。第16シードで臨んだ昨年は、3回戦でイリ・ラフェチュカ(チェコ)に2-6 6-7(2) 7-6(5) 7-6(9) 2-6で敗れていた。

 前哨戦のロンドン(ATP500/グラスコート)で今季2勝目を挙げたポールは、キャリア最長の連勝を「9」に伸ばした。

 ふたりはこれが6度目の対決だったが、2021年に3連敗を喫していたポールが翌年以降3連勝を飾った。グランドスラム大会では昨年1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の4回戦で顔を合わせ、ポールが6-2 4-6 6-2 7-5で勝っていた。

 今大会でのポールは1回戦でペドロ・マルチネス(スペイン)を6-2 6-1 4-6 6-3で、2回戦で予選勝者のオットー・ビルタネン(フィンランド)を4-6 6-3 5-7 7-5 6-4で、3回戦では第23シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を6-3 6-4 6-2で破って16強入りを決めていた。

 ポールは次のラウンドで、第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と対戦する。ディフェンディング・チャンピオンのアルカラスは4回戦で、第16シードのユーゴ・アンベール(フランス)を6-3 6-4 1-6 7-5で下して勝ち上がった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles