クレイチコバがコリンズを倒してグランドスラム4大会すべてでベスト8に進出 [ウインブルドン]
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス4回戦で、第31シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が第11シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を7-5 6-3で倒して初のベスト8進出を果たした。試合時間は1時間42分。
四大大会でクレイチコバが4回戦を突破したのは、1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来でキャリア5度目となる。同ラウンドでの戦績は5勝3敗となり、4つの大会すべてで勝利をおさめた。
同大会に4年連続7度目(2015~17年の予選敗退を含む)の出場となる28歳のクレイチコバは、初めて本戦でプレーした2021年の4回戦進出がこれまでの最高成績だった。昨年は第10シードで臨んだが、ミルラ・アンドレエワ(ロシア)に対する2回戦を第2セット途中で棄権していた。
この結果でクレイチコバは、コリンズとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は昨年9月にサンディエゴ(WTA500/ハードコート)の準決勝で一度顔を合わせており、クレイチコバが3-6 7-5 6-2で勝っていた。
今大会でのクレイチコバは1回戦でベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を7-6(4) 6-7(1) 7-5で、2回戦で予選勝者のケイティ・ボリネッツ(アメリカ)を7-6(6) 7-6(5)で破り、3回戦はジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)が第2セット途中で棄権したため16強入りを決めていた。
クレイチコバは次のラウンドで、第13シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。オスタペンコは4回戦で、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-2 6-3で下して勝ち上がった。
写真◎Getty Images
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