ムチョバが相手の途中棄権で2回戦へ、手首の手術から復帰後マッチ3勝目 [パレルモ女子オープン]

写真は2023年フレンチ・オープンでのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「パレルモ女子オープン」(WTA250/イタリア・シチリア島パレルモ/7月17~23日/賞金総額23万2244ユーロ/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が7-6(14) 5-1とリードした時点で予選勝者のカタジーナ・カバ(ポーランド)が棄権したため勝利が決まった。

 カバは4-0から巻き返されて長いタイブレークで3つのセットポイントを決めきれずに第1セットを落とし、第2セット0-3のチェンジエンドでメディカルタイムアウトを取って左太腿にテーピングを施してプレーに戻ったあと1-5となったところで試合続行を断念した。

 4強入りした昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を最後に戦線を離脱していたムチョバは2月に手首の手術を受け、6月のイーストボーン(WTA500/グラスコート)で復帰して今季3大会目に臨んでいる。

 復帰後のマッチ3勝目を挙げたムチョバは次のラウンドで、同じ予選勝者のモナ・バートル(ドイツ)を6-4 2-6 6-2で破って勝ち上がったノマ・ノハ アクゲ(ドイツ)と対戦する。

 そのほかの試合ではイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)がマリーナ・バソルス リベラ(スペイン)を6-0 6-0で圧倒し、アストラ・シャルマ(オーストラリア)が第6シードのアンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-0 7-5で倒し、ジル・タイヒマン(スイス)は同じ予選勝者のミア・リスティッチ(セルビア)を6-1 6-1で下してそれぞれ2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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