2シーズンぶりにツアー復帰のオペルカが前年覇者マナリノを倒して8強入り [名誉の殿堂オープン]

写真は2022年シンチ選手権でのライリー・オペルカ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「インフォシス名誉の殿堂オープン」(ATP250/アメリカ・ロードアイランド州ニューポート/7月15~21日/賞金総額74万2350ドル/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、元世界ランク17位のライリー・オペルカ(アメリカ)が第1シードのアドリアン・マナリノ(フランス)を6-4 3-6 6-4で倒してベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ディフェンディング・チャンピオンのマナリノはこの試合が初戦だった。5-4からブレークに成功して第1セットを先取したオペルカは3-3から2度連続でサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セット3-4から最後の3ゲームを連取して1時間54分で勝利を決めた。

 股関節と手首の手術を経て復帰した26歳のオペルカは昨年10月にチャレンジャー大会で1試合プレーしただけで1188位までランキングを落としており、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した。ふたりはこれが4度目の対決だったが、マナリノは4連敗を喫した。

 2022年8月以来のツアー復帰戦に臨んでいるオペルカは次のラウンドで、予選勝者のビリー・ハリス(イギリス)を6-3 6-4で破って勝ち上がった同胞のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)、第4シードのクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)、第6シードのアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)、アレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)、予選勝者のアレックス・ボルト(オーストラリア)が8強入りを決めたが、第2シードのマルコス・ギロン(アメリカ)とブノワ・ペール(フランス)の2回戦は第2セット途中(ペールから6-4 1-0)で日没順延となった。

 第5シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)がボルトに6-7(2) 4-6で、第7シードのアルトゥール・リンデルネック(フランス)はコバチェビッチに3-6 6-3 5-7で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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