手首の手術を経て復帰のムチョバが4回戦へ「痛みなくプレーできることに感謝している」 [USオープン]

写真はカロリーナ・ムチョバ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)がアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-4 6-2で下してベスト16進出を決めた。

 第5ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したムチョバは第2セットも5-1とリードを広げ、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間13分で試合を締めくくった。

 昨年の同大会で4強入りしたムチョバは世界ランク自己最高の8位に浮上しWTAファイナルズの出場権も獲得したが、結果的にそこから手首のケガにより約9ヵ月の戦線離脱を余儀なくされた。ムチョバは2月に手術を受けて6月に復帰し、今季はパリ五輪を含め7勝4敗の戦績で大会を迎えている。

「長い旅だわ。もう1年になる。昨年とは明らかに立場が違う。正直に言うと昨年の自分と比べたくはないけど、険しい道のりだった」とムチョバは試合後の記者会見で語った。

「手術を受け、試合に出られるかわからなかった。ここにいられることが素直にうれしいし、痛みなくプレーできることにとても感謝している」

 ムチョバは次のラウンドで、第30シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第5シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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