グランドスラム通算19勝、デビスカップのオーストラリア代表監督として母国を4度世界一に導いたニール・フレーザー氏が91歳で死去

写真は2018年ホップマンカップ表彰式でプレゼンターを務めたニール・フレーザー(オーストラリア)(Getty Images)


 テニス・オーストラリア(豪州テニス協会)が公式サイトを更新し、往年の名選手であるニール・フレーザー(オーストラリア)が91歳で亡くなったと発表した。

 オーストラリア・ビクトリア州メルボルン出身のフレーザー氏は1950年代から60年代にかけてグランドスラム大会の3種目で合計19回(男子シングルス3勝、男子ダブルス11勝、ミックスダブルス5勝)優勝を飾り、現役を引退したあとは1970年から93年までデビスカップのオーストラリア代表監督を務めて母国を4度世界一(1973年、77年、83年、86年)に導いた。

 1984年に国際テニス名誉の殿堂入りを果たしたフレーザー氏は1994年にオーストラリアの殿堂にも入り、2008年にはテニス界における優れた功績が認められて国際テニス連盟(ITF)のフィリップ・シャトリエ賞を受賞した。

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写真◎Getty Images

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