ベンチッチが前年の優勝者ルバキナを倒して産休から復帰後の初優勝に王手「こんなに早く結果が出てきたことに興奮している」 [アブダビ・オープン]

写真はベリンダ・ベンチッチ(スイス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムバダラ・アブダビ・オープン」(WTA500/アラブ首長国連邦・アブダビ/2月3~8日/賞金総額106万4510ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したベリンダ・ベンチッチ(スイス)が前年の優勝者で第1シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)に3-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめ、産休から復帰後の初優勝に王手をかけた。

 ワンブレークずつでセットを分け合ったあとベンチッチは第3セット5-2の40-15からサービスダウンを喫したが、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして2時間4分で勝利を決めた。

 昨年10月の復帰後7大会目に臨んでいる元世界ランク4位のベンチッチは初参戦だった2023年にタイトルを獲得しており、同大会での戦績を8勝0敗とした。

「これが実現して本当にうれしい。復帰するために凄くハードに練習してきたから。決して簡単な道のりじゃなかったけど、こんなに早く結果が出てきたことにとても興奮している」とベンチッチは試合後のオンコートインタビューで語った。

「だからと言ってこれで仕事が終わった訳じゃないし、まだまだ道のりは長いと思っている。でもコートでうまくいっていることにとても満足しているし、本当に楽しんでいるわ」

 ベンチッチは2023年4月以来のツアー決勝で、リンダ・ノスコバ(チェコ)を7-6(2) 6-4で破って勝ち上がったアシュリン・クルーガー(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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