ポタポワがブロンゼッティに逆転勝利で2023年2月以来のツアー3勝目「本当に幸せ」 [トランシルバニア・オープン]

写真は2023年2月以来となるツアー3勝目を挙げたアナスタシア・ポタポワ(ロシア/右)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「トランシルバニア・オープン」(WTA250/ルーマニア・クルジュ ナポカ/2月3~9日/賞金総額27万5094ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)がルチア・ブロンゼッティ(イタリア)に4-6 6-1 6-2で逆転勝利をおさめてチャンピオンに輝いた。

 23歳のポタポワがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2023年2月のリンツ以来でキャリア3度目(準優勝3回)となる。

 第6ゲームで初のブレークに成功したあと2度連続でサービスダウンを喫して第1セットを落としたポタポワは第2セット第3ゲームから7ゲームを連取して主導権を握り、第3セット5-2からのサービスゲームで迎えた4度目のチャンピオンシップポイントをものにして2時間2分で歓喜の瞬間を迎えた。

 ふたりはこれが5度目の対決だったが、ブロンゼッティは5連敗を喫した。

「とても厳しいバトルだっただけに凄くうれしい。彼女は非常に素晴らしい選手で、いつも私を限界まで追い込む。こうしてトロフィーを手にすることができて本当に幸せだわ」とポタポワは試合後に語った。

「私はコートで我慢強くいることができる。自分自身に最高の目標を設定し、それに向かって努力することができる」

 先に行われたダブルス決勝ではマガリ・ケンペン(ベルギー)/アンナ・シスコバ(チェコ)がジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)/アンジェリカ・モラテッリ(イタリア)とのノーシード対決を6-3 6-1で制し、ともにツアー初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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