ドーピング違反でCASの審理を受ける予定だったシナーが3ヵ月の出場停止処分を受け入れたとWADAが発表

写真はオーストラリアン・オープンで2連覇を達成した翌日にフォトセッションとメディア対応に応じたヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 世界アンチドーピング機構(WADA)が土曜日に公式サイトを更新し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の審理を受ける予定だったヤニク・シナー(イタリア)が3ヵ月の出場停止処分を受け入れたと発表した。

 この一件は昨年3月10日と18日の検査で禁止薬物(クロステボル)の陽性反応を示したシナーが異議申し立てを行い、テニスの不正を調査する団体であるインターナショナル・テニス・インテグリティ・エージェンシー(ITIA)が調査して不正行為はなかったと結論付けたが、WADAが控訴したため非公開の審理を4月16日と17日にスイス・ヴォー州ローザンヌのCAS本部で開催する予定になっていた。

 今回の合意に基づきシナーは2025年2月9日から5月4日まで出場停止処分が科され、規定により4月13日から練習を再開することができる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles