対トップ10初勝利を挙げた21歳メジェドビッチがキャリア2度目のツアー決勝進出、アンベールは2連覇に王手 [ATPマルセイユ]

写真は2023年Next Gen ATPファイナルズでのハマド・メジェドビッチ(セルビア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オープン13プロバンス」(ATP250/フランス・マルセイユ/2月10~16日/賞金総額76万7545ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で、ハマド・メジェドビッチ(セルビア)が第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を6-3 6-2で倒してツアー初優勝に王手をかけた。

 オープニングゲームでサービスダウンを喫した直後に追いついたメジェドビッチは3-3から3ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セット1-0からブレークバックを許したあと2度連続で相手のサービスゲームを破って逆転すると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間12分でキャリア初の対トップ10勝利を決めた。

「今週プレーした中で最高のプレーができた試合のひとつだと思う」とメジェドビッチは試合後に語った。

「凄く満足している。戦術をうまく実行し、素晴らしいパフォーマンスを披露することができた。決勝に進出することができて本当にうれしいよ」

 2023年Next Gen ATPファイナルズのチャンピオンで21歳のメジェドビッチは昨年11月にベオグラードで決勝進出を果たしたが、デニス・シャポバロフ(カナダ)に4-6 4-6で敗れていた。

 メジェドビッチはキャリア2度目のツアー決勝で、ジズー・ベルグス(ベルギー)を6-4 6-4で破って勝ち上がったディフェンディング・チャンピオンで第2シードのユーゴ・アンベール(フランス)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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