ガウフが中東のWTA1000大会で2週連続初戦敗退、ケスラーがキャリア初の対トップ10勝利 [ドバイ選手権]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTA1000/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月16~22日/賞金総額365万4963ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)が同胞で世界ランク53位のマッカートニー・ケスラー(アメリカ)に4-6 5-7で敗れた。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、ガウフはこの試合が初戦だった。4-4から初のブレークに成功して第1セットを先取したケスラーは第2セットも2-0とリードし、5-3から5-5に追いつかれたあと最後の2ゲームを連取して1時間29分でキャリア初の対トップ10勝利をもぎ取った。

 前週のドーハでも初戦敗退に終わっていたガウフは、1月のオーストラリアン・オープン準々決勝から3試合連続のストレート負けを喫した。ガウフは当時128位のソフィア・ケニン(アメリカ)に敗れた2023年ウインブルドン1回戦以来トップ50圏外の選手に負けたことがなかったが、連勝は「36」でストップした。

 ケスラーは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を7-6(6) 6-4で破って勝ち上がった第14シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)と対戦する。

 この日初戦に臨んだガウフ以外の上位シード勢は第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第4シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第6シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が揃って3回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合では第9シードのパウラ・バドーサ(スペイン)、リンダ・ノスコバ(チェコ)、クララ・タウソン(デンマーク)、ダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したソフィア・ケニン(アメリカ)が16強入りを決めた。

 第11シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)はノスコバに6-7(8) 6-4 3-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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