2019年&20年大会準優勝者チチパスがソネゴを退け初戦突破「楽な1回戦ではなかった」 [ドバイ選手権]

写真はオーストラリアン・オープンでのステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月24日~3月1日/賞金総額341万5700ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を7-6(4) 6-3で退け2大会ぶりに勝ち星を挙げた。

 3-3からブレークした直後に追いつかれたチチパスはもつれ込んだタイブレークで0-3から巻き返した末に第1セットを先取し、第3セット3-3から最後の3ゲームを連取して1時間38分で勝利を決めた。

 オーストラリアン・オープンで初戦敗退を喫したあと2月のロッテルダムで8強入りしたチチパスは前週のドーハにも参戦していたが、1回戦でハマド・メジェドビッチ(セルビア)に6-7(6) 7-5 6-7(5)で惜敗していた。

「楽な1回戦ではなかった。タイブレークで少しトラブルがあったけど、終盤は素晴らしいプレーができた」とチチパスは試合を振り返った。

「第1セットの最後に少し苦しい場面があったけど、いくつかいいリターンを打つことができた。その辺りから攻撃的なテニスが機能し始めたと思う」

 2019年&20年大会準優勝者のチチパスは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したダニエル・エバンズ(イギリス)を6-1 6-3で破って勝ち上がったカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合ではアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)、ジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、ジズー・ベルグス(ベルギー)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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