スビトリーナが雨の中断を経てペグラに逆転勝利「10回くらいウォームアップをした」 [WTAインディアンウェルズ]

写真はエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日5~16日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第23シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)に5-7 6-1 6-2で逆転勝利をおさめてベスト8進出を決めた。

 ペグラは5-5から2度目のブレークに成功して第1セットを先取したが、続く2セットで主導権を握ったスビトリーナが相手のサービスゲームを2度ずつ破って1時間59分で試合を締めくくった。

 第3セット第1ゲームでスビトリーナがブレークしたあと雨で3時間ほど中断したが、再開後も流れが変わることなくペグラに対する3勝目(5敗)を挙げた。

 トップ5の選手に対する今季2勝目をマークしたスビトリーナは先月のドーハ2回戦でペグラに3-6 6-7(3)で敗れていたが、相手の母国で雪辱を果たした。ペグラは大会前週のオースティンで昨年8月以来のツアー7勝目を挙げていたが、連勝は「7」でストップした。

「雨による中断と再開もあり、決して簡単なコンディションではなかった。今日は恐らく10回くらいウォームアップをしたんじゃないかしら。大変ではあったけど、ほかの皆も同じ状況な訳だからとにかくアジャストしてやっていくだけだわ。全体的なパフォーマンスには満足している」とスビトリーナは試合後に語った。

「(第1セットを落としたことに)少し腹が立ったけど、第2セットでは少し気合を入れ直してもっといいプレーをしようと心掛けた。雨で中断しても冷静さを保つことができて本当によかったと思う」

 スビトリーナは次のラウンドで、第7シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を6-1 6-2で破って勝ち上がった第9シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第15シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を6-1 6-1で退け、第8シードのジェン・チンウェン(中国)は第18シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-3 6-2で倒し、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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