ベンチッチに圧勝した全豪女王キーズがマッチ16連勝で初のベスト4進出、次はサバレンカと激突「自信がついたのは間違いない」 [WTAインディアンウェルズ]

写真は試合後に握手を交わすマディソン・キーズ(アメリカ/左)とベリンダ・ベンチッチ(スイス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日5~16日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で第5シードのマディソン・キーズ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-1 6-1で下し、同大会で初のベスト4進出を決めた。

 好スタートを切ったキーズは第1セット5-0から一度だけサービスダウンを喫したが、合計6度ブレークに成功して1時間4分で圧勝した。ふたりは過去4戦して2勝2敗と星を分け合っていたが、キーズが勝ち越した。

「シーズンの序盤にこれほど多くの試合に勝つ(18勝1敗)というのは私にとって初めての経験だと思う。これだけの勝利を積み重ねたことで自信がついたのは間違いないでしょうね」とキーズは試合後に語った。

「本当に厳しい状況でも、自分がやりたいことをやり続ける自信がついたと感じている」

 今季の連勝を「16」に伸ばしたキーズは次のラウンドで、第24シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-2 6-3で破って勝ち上がった第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

 両者は1月にオーストラリアン・オープン決勝で対決し、キーズが大会3連覇を目指していたサバレンカに6-3 2-6 7-5で競り勝ちグランドスラム初優勝を飾った。

 もうひとつの準決勝は、イガ・シフィオンテク(ポーランド)とミルラ・アンドレエワ(ロシア)の顔合わせとなった。2022年&24年大会チャンピオンで第2シードのシフィオンテクが第8シードのジェン・チンウェン(中国)を6-3 6-3で倒し、第9シードのアンドレエワは第23シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を7-5 6-3で退けた。

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写真◎Getty Images

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