元世界10位カレーニョ ブスタが肘の手術を経てツアーレベルのクレーコート大会で2022年7月以来の勝ち星をマーク [ハッサン2世グランプリ]

写真は2022年ハンブルク・ヨーロピアン・オープンでのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ハッサン2世グランプリ」(ATP250/モロッコ・マラケシュ/3月31日~4月6日/賞金総額62万2850ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で元世界ランク10位のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したユーネス・ララミ ラルーシ(モロッコ)を6-1 6-3で退け、ツアーレベルのクレーコート大会で2022年7月以来の勝ち星をマークした。

 安定したサービスゲームを展開したカレーニョ ブスタは第2セット第2ゲームで直面した唯一のピンチを凌いですべてキープし、各セットで2度ずつブレークに成功して1時間17分で快勝した。

 2023年11月に右肘の手術を受けたカレーニョ ブスタは翌年1月から5月まで世界ランクを1000位以下に落としていたが、今年の2月にチャレンジャー大会で2度優勝するなどして110位まで戻している。

 今季のツアーレベルでマッチ3勝目を挙げたカレーニョ ブスタは次のラウンドで、第1シードのタロン・グリークスプア(オランダ)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合では第8シードのマッティア・ベルッチ(イタリア)、ユーゴ・ガストン(フランス)、イェスパー・デ ヨング(オランダ)、オットー・ビルタネン(フィンランド)、予選勝者のカミル・マイクシャク(ポーランド)とピエール ユーグ・エルベール(フランス)が2回戦に駒を進めた。

 第6シードのジャウメ・ムナール(スペイン)はマイクシャクに4-6 3-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

 本戦は月曜日から始まっており、前日には2023年大会チャンピオンで第5シードのロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)、ラファエル・コリグノン(ベルギー)、ウーゴ・デリエン(ボリビア)がシングルス初戦を突破していた。

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写真◎Getty Images

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