内島萌夏が苦しんだ末の逆転勝利でキャリア2度目のツアー8強入り [WTAルーアン]

写真は内島萌夏(安藤証券)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「CAPFINANCESオープン・ルーアン・メトロポール」(WTA250/フランス・ルーアン/4月14~20日/賞金総額27万7094ドル/室内クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第5シードの内島萌夏(安藤証券)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したロイ・ボワソン(フランス)に1-6 7-6(4) 6-4で逆転勝利をおさめてベスト8進出を決めた。

 一度もサービスキープができずに第1セットを落とした内島は1-5から挽回する過程でマッチポイントを凌いだ末にもつれ込んだタイブレークを制して第2セットを取り返し、第3セットでも粘る相手の抵抗を振りきり2時間21分で辛勝した。

 ツアーレベルの同種目で内島が8強入りしたのは、2022年10月のモナスティル(WTA250/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。

 同大会に初めて出場した23歳の内島は、シード選手として本戦入り。内島は前週末に行われた女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ」ファイナルズ予選グループA(東京・有明コロシアム/室内ハードコート)に日本のエースとして出場し、シングルス2勝を挙げて母国のファイナルズ進出に貢献した。

 両者は今回が初顔合わせ。今大会での内島は1回戦でラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のヌリア・ブランカッチョ(イタリア)を3-6 6-2 6-1で破り、大会白星デビューを飾っていた。

 内島は準々決勝で、第3シードのオルガ・ダニロビッチ(セルビア)とラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のリンダ・フルビルトバ(チェコ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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