初戦で前年覇者に勝ったセルンドロがシェフチェンコを退けベスト8に進出「プレーに変化をつけたのがよかったと思う」 [BMWオープン]

写真は男子シングルス1回戦でのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BMWオープン」(ATP500/ドイツ・バイエルン州ミュンヘン/4月14~20日/賞金総額250万ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第5シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)がアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)を6-3 6-2で下してベスト8進出を決めた。

 シェフチェンコは予選決勝でボルナ・ゴヨ(クロアチア)に4-6 4-6で敗れたが、欠場者が出たため本戦入りが決まっていた。

 オープニングゲームでサービスダウンを喫した直後に追いついたセルンドロは3-3から3ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セット3-3からブレークされたあと直ぐに突き放すと最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間22分で試合を締めくくった。

 同大会に初めて出場した2022年に予選1回戦で敗れていたセルンドロは、火曜日に行われた1回戦でディフェンディング・チャンピオンのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)に6-0 6-2で勝って大会初勝利を挙げていた。

「今日は強打がうまくいかず、いつものようにフォアハンドを打つことができなかった。でも打ち急がずにトップスピンを多めに使い、バックハンドではスライスを使うようにした。プレーに変化をつけたのがよかったと思う」とセルンドロは試合を振り返った。

「今日はサービスの調子がイマイチで、入れたかったからファーストサーブでも強めに回転をかけるようにした。解決策を見つけなければならなかったけど、今日はそれができたよ」

 セルンドロは次のラウンドで、マリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)を0-6 7-5 6-1で破って勝ち上がったダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦する。

 そのほかの試合ではジズー・ベルグス(ベルギー)がラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のディエゴ・デドゥラ パロメロ(ドイツ)を6-1 6-1で退け、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)は第4シードのユーゴ・アンベール(フランス)を6-4 6-4で倒し、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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