アルカラスがデミノーを退けベスト4に進出、2週連続でフィスと対決へ [バルセロナ・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(ATP500/スペイン・カタルーニャ州バルセロナ/4月14~20日/賞金総額288万9200ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第5シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を7-5 6-3で退けベスト4に進出した。

 6-5から3度目のブレークに成功して第1セットを先取したアルカラスは第2セットも5-2とリードし、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間39分で勝利を決めた。

 前週のモンテカルロで大会初優勝を飾って今季2勝目を挙げたアルカラスは、連勝を「8」に伸ばした。

「立ち上がりにサービスがかなり酷く、メンタル的に少し苦しんでいた。でもそれは最初の数ゲームだけで、そのあとは大幅に改善できたと思う」とアルカラスは試合を振り返った。

「冷静さを取り戻し、ふたたび前向きに考えることができるようになった。アレックスは力強いスタートを切り、アグレッシブにプレーしていたから第1セットは本当に接戦だった」

 2022年&23年大会チャンピオンのアルカラスは次のラウンドで、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第1セット0-2とリードされた時点で腰のケガを理由に棄権したため勝ち上がった第7シードのアルトゥール・フィス(フランス)と対戦する。

 両者は前週にモンテカルロの準々決勝で初対決しており、アルカラスが4-6 7-5 6-3で勝っている。

 もうひとつの準決勝は、オルガ・ルーネ(デンマーク)とカレン・ハチャノフ(ロシア)の顔合わせとなった。第6シードのルーネがディフェンディング・チャンピオンで第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-4 6-2で倒し、ハチャノフはアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)とのノーシード対決を6-4 7-5で制した。

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写真◎Getty Images

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