昨年引退のナダルがローレウス世界スポーツアワードでスポーツアイコン賞に選出、5部門で受賞は史上初
世界のスポーツにおいて各分野で活躍した個人および団体を選出して称える「ローレウス世界スポーツ賞」の受賞者が発表され、テニス界からはラファエル・ナダル(スペイン)が『スポーツアイコン賞』に選出された。
昨シーズン限りで現役を引退した38歳のナダルはツアー通算92勝を挙げ、男子歴代6位となる209週間に渡って世界ナンバーワンの座に君臨した。通算112勝4敗と驚異的な残したフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)では前人未到の14回の優勝を誇り、『キング・オブ・クレー(クレーコートの王者)』の異名でテニス界で一時代を築いた。
2000年に創設されたローレウス世界スポーツ賞は世界中のスポーツジャーナリストが各年の受賞候補者を投票で選出し、その中から最終的にローレウス・アカデミー会員が投票して受賞者が決まる。アカデミー会員は各競技の元著名選手らで構成され、今年の授賞式は月曜日の夜にスペイン・マドリッドで開催された。
ナダルは現役時代にブレークスルー賞(最優秀成長選手賞:2006年)、最優秀スポーツマン賞(2011年、21年)、年間最優秀カムバック賞(2014年)、自身が設立したラファ・ナダル財団がスポーツ貢献賞(Sport for Good Award:2024年)に選ばれており、5部門で受賞した初のアスリートとなった。
テニス選手ではカルロス・アルカラス(スペイン)が年間最優秀男子選手部門、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が年間最優秀女子選手部門、車いすテニスの小田凱人(東海理化)年間最優秀障害者選手部門の候補になっていたが、受賞はならなかった。
写真◎Getty Images
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