元世界31位ジュ・リンを倒した17歳の園部八奏がW100大会初参戦で8強入り [W100安藤証券オープン東京]

写真は女子シングルス準々決勝に進出した園部八奏(与野テニスクラブ)(写真提供◎安藤証券オープン東京2025、撮影◎JET田中)


 国内で開催される国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「安藤証券オープン東京」(ITFワールドテニスツアーW100/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦4月22~27日/賞金総額10万ドル/ハードコート)の本戦3日目は、女子シングルス2回戦8試合と女子ダブルス1回戦残り2試合&準々決勝2試合が行われた。

 シングルスは第1シードの伊藤あおい(SBC メディカルグループ)、第2シードのレベッカ・マリノ(カナダ)、ディフェンディング・チャンピオンで第4シードのマディソン・イングリス(オーストラリア)、前年の準優勝者で第5シードの柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)、第6シードのタリア・ギブソン(オーストラリア)、アリアンヌ・ハトーノ(オランダ)、ヘザー・ワトソン(イギリス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した17歳の園部八奏(与野テニスクラブ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝では伊藤がワトソンと、マリノがギブソンと、イングリスが柴原と、ハトーノは園部と対戦する。

 ダブルスではホン イ コディ・ウォン(香港)/ジュ・リン(中国)とマナンチャヤ・サワンカエウ/ランラーナ・タラルディー(ともにタイ)が初戦を突破し、第1シードのグオ・ハンユー(中国)/柴原とデスタニー・アイアバ(オーストラリア)/イングリスは4強入りを決めた。

 4月25日(金)は11時30分から女子シングルス準々決勝4試合、13時30分以降に女子ダブルス準々決勝残り2試合と準決勝1試合が行われる予定になっている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、JEはジュニア・イグザンプト(ITFジュニアランキング上位選手への特別制度)

本戦3日目◎4月24日|試合結果

女子シングルス2回戦

○1伊藤あおい(日本/SBC メディカルグループ)[1] 6-2 6-7(2) 6-4 ●4山口芽生(日本/フリー)[Q]

○5ヘザー・ワトソン(イギリス)7-5 6-4 ●7ヤオ・シンシン(中国)

○9マディソン・イングリス(オーストラリア)[4] 6-4 6-2 ●11ランラーナ・タラルディー(タイ)

○16柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)[5] 6-7(7) 6-1 6-1 ●13エマーソン・ジョーンズ(オーストラリア)[JE]

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○18園部八奏(日本/与野テニスクラブ)[WC] 6-2 4-6 7-5 ●20ジュ・リン(中国)[Q]

○23アリアンヌ・ハトーノ(オランダ)6-3 6-4 ●21本玉真唯(日本/安藤証券)

○25タリア・ギブソン(オーストラリア)[6] 6-2 7-5 ●27パク・ソヒョン(韓国)[Q]

○32レベッカ・マリノ(カナダ)[2] 6-3 6-4 ●29加治遥(日本/島津製作所)[Q]

女子ダブルス1回戦

○11マナンチャヤ・サワンカエウ/ランラーナ・タラルディー(タイ)3-6 6-3 [10-8] ●12リゼット・カブレラ/ヘザー・ワトソン(オーストラリア/イギリス)[3]

○15ホン イ コディ・ウォン/ジュ・リン(香港/中国)3-6 6-3 [11-9] ●16アリアンヌ・ハトーノ/プラルタナ・トンバリ(オランダ/インド)[2]

女子ダブルス準々決勝

○1グオ・ハンユー/柴原瑛菜(中国/橋本総業ホールディングス)[1] 7-5 5-7 [10-5] ●3小堀桃子/清水綾乃(橋本総業ホールディングス/Team LB)

○6デスタニー・アイアバ/マディソン・イングリス(オーストラリア)6-4 6-3 ●8アリアナ・アーセノー/レベッカ・マリノ(カナダ)

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写真提供◎安藤証券オープン東京2025、撮影◎JET田中

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