ガウフに勝ったサバレンカがクビトバの最多記録に並ぶ3度目の優勝 [マドリッド・オープン]

写真は2年ぶり3度目の優勝を飾ったアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額896万3700ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)を6-3 7-6(3)で退け2年ぶり3度目の優勝を飾った。

 26歳のサバレンカがツアーレベルの同種目でタイトルを獲得したのは、3月のマイアミ以来で通算20回目(準優勝17回)となる。同大会で3度栄冠に輝いた女子選手選手は2011年&15年&18年大会チャンピオンのペトラ・クビトバ(チェコ)以来で、同種目の最多記録に並んだ。

 5-3から3度目のブレークに成功して第1セットを先取したサバレンカは第2セットで1-3とリードを許したが、セットポイントを凌いだ末に第10ゲームで追いつくともつれ込んだタイブレークで迎えた通算2度目のチャンピオンシップポイントを相手のダブルフォールトでものにして1時間39分で勝利を決めた。

 トップ10プレーヤーに対して6連勝を飾ったサバレンカは今季のマッチ31勝目を挙げ、27勝のジェシカ・ペグラ(アメリカ)を追い抜き女子ツアーの単独トップとなった。

「この目標を達成するために人生を通して努力してきた。ランキングでトップに立つことは本当に大きな意味がある」とサバレンカは試合後に語った。

「一生懸命に練習し、自分のテニスに変化を加えようと取り組んできた。今はそれがほとんどの試合でもっとも大きなカギになっていると思う」

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写真◎Getty Images

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