グランドスラム大会マッチ19連勝のシナーが盤石のテニスで準決勝へ「堅実なプレーを心掛けた」 [フレンチ・オープン]

写真は1セットも落とさず2年連続となる4強入りを決めたヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)がアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を6-1 7-5 6-0で下して2年連続となるベスト4進出を決めた。

 1ゲームしか取れずに第1セットを落としたブブリクは第2セットでは5-4までサービスキープを続けたが、シナーがそこから最後の9ゲームを連取して1時間49分で試合を締めくくった。

 昨年のUSオープンに続いて1月のオーストラリアン・オープンも制したシナーは、四大大会での連勝を「19」に伸ばした。

「既に何度か対戦しているからどんな展開になるかはある程度わかっている。でも別の意味では、彼(ブブリク)の試合では何が起こるかまったく予測できない」とシナーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「自分自身のことに集中し、可能な限り堅実なプレーをしようと心掛けた。彼にはアップダウンがあるからね。重要な場面でいいサービスを打とうとして、実際にそうすることができた」

 シナーは次のラウンドで、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を4-6 6-3 6-2 6-4で破って勝ち上がった第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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