前年ベスト4のハリスが同じ地元イギリスのノリーを倒して2年連続初戦突破「厳しい試合になると思っていた」 [ATPイーストボーン]

写真はビリー・ハリス(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「LEXUSイーストボーン・オープン」(ATP250/イギリス・イーストボーン/6月23~28日/賞金総額75万6875ユーロ/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、ビリー・ハリス(イギリス)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したキャメロン・ノリー(イギリス)との地元勢対決を6-4 6-4で制して今季のツアーレベル初勝利を挙げた。

 今大会に予選から出場したハリスは最終ラウンドで同胞のジョージ・ロフハーゲン(イギリス)に6-7(2) 2-6で敗れたが、欠場者が出たためラッキールーザーで本戦入りが決まっていた。

 ワイルドカードを受け取り初めて出場した昨年の大会で4強入りしたハリスは5-1から追い上げられながらもワンブレーク差で第1セットを先取し、第2セット3-3から相手のサービスゲームを破って1時間24分で同大会でのマッチ4勝目を挙げた。

「今日は厳しい試合になると思っていた。いいテニスをしなければならなかったけど、風の中でも何とか安定したプレーができた」とハリスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ここでは昨年のいい思い出がある。今年もいい1週間になるよう願っている」

 ハリスは次のラウンドで、前日にカンタン・アリス(フランス)を6-4 6-2で破って勝ち上がった予選勝者のマッティア・ベルッチ(イタリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)、マルコス・ギロン(アメリカ)、ジェイコブ・ファーンリー(イギリス)、ライリー・オペルカ(アメリカ)、予選勝者のジェームズ・ダックワース(オーストラリア) 、ラッキールーザーのジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

 第5シードのフラビオ・コボッリ(イタリア)はファーンリーに2-6 2-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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