ラドゥカヌが2023年大会女王ボンドルソバに快勝で世界1位にサバレンカに対する3回戦へ「プレッシャーはまったくない」 [ウインブルドン]

写真は2023年大会チャンピオンを倒して2回戦を突破したエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)がマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を6-3 6-3で倒してベスト32進出を決めた。

 4-2からブレークバックを許したラドゥカヌは続く2ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間22分で快勝した。

 断続的にケガで行く手を阻まれるキャリアを過ごしてきた26歳のボンドルソバは前哨戦のベルリンで2023年ウインブルドン以来のツアー3勝目を挙げていたが、連勝は「6」でストップした。

「今日は久し振りに最高クラスの試合ができたと思う。今日は以前よりもずっと自分が何をしようとしているか明確にわかっていた。自分のテニスにより自信が持ているようになっていると思う」とラドゥカヌは試合を振り返った。

「今年の序盤にはコーチがいなくて本当に難しい時期があった。まったく自信が持てなかったけど、今は随分よくなった。ここ数ヵ月に(ジュニア時代に指導受けていた新コーチのマーク・ペッチー氏から)教わってきたことが本当に役立ったと思う」

 地元イギリスのラドゥカヌは次のラウンドで、マリー・ブーズコバ(チェコ)を7-6(4) 6-4で破って勝ち上がった第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

「アーニャは世界ナンバーワンで、ここ数年は圧倒的な強さを誇っている。大きな挑戦になることはわかっている」とラドゥカヌは次戦を見据えた。

「自分のパフォーマンスには満足しているし、私のほうにプレッシャーはまったくないと思う」

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写真◎Getty Images

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