ナバーロが前年女王クレイチコバに対する3回戦で逆転勝利 [ウインブルドン]

写真は試合後に握手を交わすエマ・ナバーロ(アメリカ/左)とバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子シングルス3回戦で、第10シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)がディフェンディング・チャンピオンで第17シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)に2-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめた。

 2ゲームしかキープできずに第1セット落としたナバーロは第3ゲームでサービスダウンを喫した直後に追いつくと3-3から3ゲームを連取して第2セットを取り返し、一進一退の第3セットで迎えた最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして2時間36分で競り勝った。

 同大会に3年連続出場となる24歳のナバーロは、初勝利を挙げた昨年の大会でベスト8に進出。第19シードから4試合を勝ち上がったナバーロは、準々決勝でジャスミン・パオリーニ(イタリア)に2-6 1-6で敗れていた。

 背中のケガで戦線離脱を余儀なくされていたクレイチコバはクレーコートシーズンに復帰してフレンチ・オープンで1勝を挙げ、グラスコートの前哨戦では前週のイーストボーン(WTA250)で8強入りしたが右太腿のケガで準々決勝を棄権したため今季は6試合しかこなせず今大会を迎えていた。

 ナバーロは次のラウンドで、ヘイリー・バティスト(アメリカ)を6-1 6-3で破って勝ち上がった第7シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-2 6-3で退け、第18シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)がゼイネップ・ソンメズ(トルコ)を6-3 7-6(1)で振りきり、ベリンダ・ベンチッチ(スイス)はエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)に6-3 3-6 7-6(10-7)で競り勝ちそれぞれ16強入りを決めた。

 4回戦ではシフィオンテクが第23シードのクララ・タウソン(デンマーク)と、アレクサンドロワはベンチッチと顔を合わせる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会6日目◎7月5日|主な試合結果

女子シングルス3回戦

○80エマ・ナバーロ(アメリカ)[10] 2-6 6-3 6-4 ●73バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[17]

○88エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[18] 6-3 7-6(1) ●83ゼイネップ・ソンメズ(トルコ)

○92ベリンダ・ベンチッチ(スイス)6-3 3-6 7-6(10-7) ●95エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)

○97イガ・シフィオンテク(ポーランド)[8] 6-2 6-3 ●102ダニエル・コリンズ(アメリカ)

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写真◎Getty Images

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