2回戦で望月慎太郎に勝ったハチャノフがマイクシャクをストレートで退け4年ぶりのベスト8進出 [ウインブルドン]

写真はカレン・ハチャノフ(ロシア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で、第17シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)がカミル・マイクシャク(ポーランド)を6-4 6-2 6-3で下してベスト8に進出した。

 グランドスラム本戦でプレーするのが32大会目となる29歳のハチャノフが同ラウンドで戦ったのは12回目だったが、6勝目(6敗)を挙げた。

 快調に2セットを連取したハチャノフは第3セット2-1から一度だけサービスダウンを喫したが、2-3から最後の4ゲームを連取して1時間47分で快勝した。

 同大会に2年連続8度目(2015年と16年の予選敗退を含む)の出場となる29歳のハチャノフは、2021年に準々決勝まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績。第21シードで臨んだ昨年は、2回戦でカンタン・アリス(フランス)に6-4 3-6 6-3 3-6 4-6で敗れていた。

 グラスコートの前哨戦2大会でプレーしたハチャノフは、ハレ(ATP500)で4強入りするなど4勝2敗の戦績を残した。

 両者はこれが4度目の対決だったが、マイクシャクは4連敗を喫した。グラスコートでは2022年6月にスヘルトーヘンボス(ATP250)の2回戦で顔を合わせ、ハチャノフが5-7 7-5 7-6(5)で勝っていた。

 今大会でのハチャノフは1回戦でマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を7-5 6-4 6-4で、2回戦で予選から勝ち上がってきた日本の望月慎太郎(木下グループ)を1-6 7-6(7) 4-6 6-3 6-4で、3回戦ではヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)に7-6(6) 4-6 4-6 6-3 7-6(10-8)で破って16強入りを決めていた。

 ハチャノフは準々決勝で、第5シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)とジョーダン・トンプソン(オーストラリア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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