ジャリーの猛追を振りきった地元イギリスのノリーがキャリア5度目のグランドスラム4回戦で2勝目をマーク [ウインブルドン]

写真はキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で、キャメロン・ノリー(イギリス)が予選勝者のニコラス・ジャリー(チリ)を6-3 7-6(4) 6-7(7) 6-7(5) 6-3で振りきりベスト8進出を果たした。試合時間は4時間27分。

 グランドスラム本戦でプレーするのが30大会目となるノリーが同ラウンドで戦ったのは5度目だったが、2勝目(3敗)を挙げた。

 同大会に5年連続8度目の出場となる29歳のノリーは、2022年にグランドスラム自己最高のベスト4をマーク。5年ぶりにノーシードで臨んだ昨年は、3回戦でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に4-6 4-6 6-7(15)で敗れていた。

 2021年インディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)を含むツアー5勝を挙げているノリーは2022年年9月に世界ランク自己最高の8位まで上がったが、昨シーズンのケガによる戦線離脱もあり4月には一時90位台(現在は61位)に落ちていた。

 この結果でノリーは、ジャリーとの対戦成績との対戦成績(ツアーレベル)を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2018年3月にマイアミ(ATP1000/ハードコート)の1回戦で一度顔を合わせており、ジャリーが7-6(3) 6-2で勝っていた。

 今大会でのノリーは1回戦でロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-3 3-6 6-4 7-6(3)で、2回戦で第12シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を4-6 6-4 6-3 7-5で、3回戦ではマッティア・ベルッチ(イタリア)を7-6(5) 6-4 6-3で破って16強入りを決めていた。

 地元イギリスのノリーは準々決勝で、大会3連覇を目指す第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と第14シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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