サバレンカがかつてダブルスのペアを組んだメルテンスを倒して準々決勝へ「彼女との対戦はやり難い」 [ウインブルドン]

写真は4回戦を戦い終えたアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ/左)とエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子シングルス4回戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第24シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-4 7-6(4)で振りきりベスト8に進出した。

 4-1から4-4に追いつかれたあと4ゲームを連取して第1セットを先取したサバレンカは第2セットで1-3とリードを許したが、第6ゲームでブレークバックに成功するともつれ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間35分で勝利を決めた。

 ふたりは過去にダブルスでペアを組み、2019年USオープンと21年オーストラリアン・オープンを含むツアー5勝を挙げた実績を持っている。

「とても親しい相手と対戦するのは難しい。彼女(メルテンス)との対戦はやり難い。私は彼女が如何に賢くて最後まで戦う選手だということを知っているから」とサバレンカは試合を振り返った。

「今日の彼女は凄く果敢に挑んできた。勝つことができて本当にうれしいわ」

 四大大会の中でウインブルドンだけ決勝に進出したことがないサバレンカは、「本当に素晴らしい大会だから、常に優勝を夢見てきた。とにかくベストを尽くし、最高の結果を期待している」と試合後のオンコートインタビューで初タイトルへの思いを語った。

 サバレンカは次のラウンドで、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のソラナ・シエラ(アルゼンチン)を6-3 6-2で破って勝ち上がった37歳のラウラ・シグムンド(ドイツ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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